セゾンカードとUCカードのクレディセゾンです。本日は、主に決済の分野でベンチャーの方々にアピールできるポイントをお話しさせていただきます。「全ての決済シーンを快適に!」を目指しておりますが、財布からお金が出ていくわけですから、決して快適ではないんですね。そこで、少しでも快適になっていただくために、「おトク!」「簡単!」「早く!」の実現を目指しているわけです。
やっていきたいのは打倒キャッシュ。現金市場からシェアを奪っていきたい。個人市場に占める決済手段のシェアですが、米国では現金18.2%に対してカードが27.6%、方や日本では現金55.8%、カード12.7%。この数字を見ると、まだまだお宝が眠っていることがわかります。ちなみに、国内の12.7%のうち、弊社のシェアは16.6%。これを早い段階で30%まで持っていきたいと考えております。これは現在の取扱高の6兆円を、24.8兆円に拡大するということ。この規模感を皆さまと共有したいということが、本日一番アピールしたかったポイントです。
次に弊社のリソースですが、カード会員が3500万人、そのうちネット登録をしている会員が約1000万人おります。また、10年前からスタートした永久不滅ポイントの残高が現在742億円。こちらも大きな決済のリソースになるかと思います。あとは、昨年から始めた国際カードブランドと提携したプリペイドカードの発行枚数が約300万枚。こちらは急速に伸びていくと自負しております。
決済はどんなビジネスにも必要な手段です。そういった意味で、コマース、課金、新技術、メーカーなど、業種、ジャンルを問わず、様々なフィールドのベンチャー企業の方々とご一緒できるのではないかと考えています。
最後に、弊社がアライアンスをした事例をご紹介します。スマホ決済のコイニーさんと提携し、昨年4月にサービスイン、8月には資本業務提携を締結。昨年6月、CLO(Card Linked Offer)というクレジットカード連動型クーポンサービスを使ったO2Oサービスを展開するカンムさんとサービス事業提携。また、2011年にデータ分析の分野で、ヴァリューズさんとサービス事業提携をしております。
どの提携も最初の出会いから、サービスインまで非常にスピーディに進んでいまして、大手企業の決断の遅さという点でいいますと、そこはまったくご心配ございません。
いずれにせよ、弊社とベンチャーの方々との間で、大きな事業シナジーが生まれるようなご提案をお待ちしております。
株式会社ベネッセコーポレーション
KDDI株式会社
株式会社セブン&アイ・ホールディングス
大日本印刷株式会社
キッコーマン株式会社
日本電気株式会社
株式会社クレディセゾン
株式会社三菱ケミカルホールディングス
三井物産グローバル投資株式会社
ノーリツ鋼機株式会社