2014年1月29日（水）、4年ぶりとなる起業イベント「大挑戦者祭2014」が開催された。「新事業創出支援カンファレンス」と題して、経済産業省の主催のもと、日本ベンチャーキャピタル協会の後援、株式会社野村総合研究所と株式会社プロジェクトニッポンが事務局として、東京・新宿区の「ベルサール新宿グランド」で行われた。また、19時からは第二部として大企業100社と次世代ベンチャー企業500社が一堂に会する事業提携イベント「TOKYOイノベーションリーダーズサミット」を同会場にて開催した。
新事業創出支援カンファレンスでは、オープニングに経済産業大臣・茂木敏充氏が駆けつけ、キーノートスピーチには LIXILグループCEOの藤森 義明氏、パネルディスカッションには日本を代表するベンチャーキャピタリスト4名が登壇。16時からは『今、我々が求めているベンチャー企業とは』と題して、NECやセブン＆アイ・ホールディングスなど日本有数の大企業10社による「大企業ピッチ」を行った。
当日は用意した1000席は満席となり大盛況。その様子を本レポートでお届けしていく。
グローバル競争に勝つために大企業とベンチャー企業との提携やM&Aなどオープンイノベーションの必要性はますます高まっています。また、新たな雇用の源泉である起業は重要です。本イベントでは、我が国の大企業とベンチャーとの提携による革新的な新事業を創出するオープンイノベーションの流れを加速化させ、日本経済の活性化や起業の活発化を目的としています。
ベンチャーと大企業のコラボレーション～第四次ベンチャーブームをブームで終わらせない～
大企業の次なる新事業の一手は何か、どのようなベンチャー企業と組みたいのか、また、その組み方（出資や共同開発など）はどのようなものか、について、新規事業責任者にプレゼンテーションを行っていただきます。ピッチ終了後には質疑応答の時間も設けております。本来は、関係者しか知ることができない大企業の新規事業ネタを初公開する場となります。どんな話を持ち込むと大企業に刺さるのか、ベンチャー経営者やベンチャーキャピタルの方は是非参考にしてください。 ※プレゼン順
| 企業名 | プレゼンテーター | |
 |
株式会社ベネッセコーポレーション | デジタル戦略推進部 部長 森安 康雄氏 |
 |
KDDI株式会社 | 新規ビジネス推進本部 戦略推進部長 KDDI∞Labo長 江幡 智広氏 |
 |
株式会社セブン＆アイ・ホールディングス | 取締役執行役員 小林 強氏 |
 |
大日本印刷株式会社 | 事業企画推進室 室長 橋本 博文氏 |
 |
キッコーマン株式会社 | 経営企画部長 中嶋 康晴氏 |
 |
日本電気株式会社 | 理事 兼 事業イノベーション戦略本部長 澤田 千尋氏 |
 |
株式会社クレディセゾン | ネット事業部長(兼)ネット戦略企画部長 三浦 義昭氏 |
 |
株式会社三菱ケミカルホールディングス | 執行役員 経営戦略室長 田中 良治氏 |
 |
三井物産グローバル投資株式会社 | 代表取締役社長 吉田 勉氏 |
 |
ノーリツ鋼機株式会社 | 代表取締役社長CEO 西本 博嗣氏 |
大企業経営陣約100名と、主要ベンチャーキャピタリストなどベンチャー支援者70名が推薦する次世代ベンチャー経営者約500名、著名ベンチャー経営者が一堂に会し、業務提携、資本提携、M&A など革新的なビジネス創造の機会をつくる日本初のオープンイノベーションイベントです。
