当社は、指輪型のウェアラブルコンピューティングデバイス「OZON」の新モデルを開発しました。モーションジェスチャのレスポンス性が非常に速いのが特徴です。第3回ILSには、昨年も旧モデルを引っ提げて参加しましたが、昨年に引き続きお会いできた方から「こんなに小さくなったの!」と驚かれました。 “Made in Japan”にこだわる当社は、基幹部品から国内メーカーに協力してもらってつくり込んでいますが、日本企業の技術力の凄まじさに私自身、あらためて驚いているところです。アメリカの投資家とも会っていますが、「Great!」と(笑)。日本に開発拠点があるアドバンテージは半端なく高いですね。そのおかげで画期的な新製品ができ、第3回ILSではお会いした十数社のほぼすべてと次にお会いする約束を取り付けることができました。
Hmcomm株式会社 代表取締役 三本 幸司
様々な業種の大手企業16社と、ブレストから実採用への話まで。
これほどの数の大手企業と商談できるのは、ILSならでは。
当社は、産総研開発の音声認識エンジンを応用展開し、ソリューションサービスを事業としている会社です。今日1日の大手企業とのアポイントは16社。そのうち15社との商談を、先ほど終えました。
何らかの形で音声認識技術をすでに採用、または採用検討に対してのソリューションの提案という形で商談をさせていただいています。少し具体的に言えば、ディープラーニングを使った認識精度の改善。音声認識技術自体の認識精度だけを見ると、まだ十分とは言えませんが、ディープラーニングを駆使することで、様々なユースケースの可能性が広がると確信しています。今日はそのことについて、仮説を踏まえながら提案、またご意見を伺いブレインストーミングを行いました。皆さまと熱の入ったコミュニケーションを取ることができ、とてもありがたく感じています。4社から特に好感触を得られ、その中には、まさに今ソリューションを求めている企業さまもいて、採用への具体的なお話もいただくことができました。
ベンチャーが、これほどの数の大企業と商談するとなれば、時間・労力とも大変です。しかし、ILSでは、様々な業種・業態の大手企業の意見に触れられ、かつ実検討のお話までできる。とても有益なイベントだと感じています。次回は、一社一社に対して、より一層、きめ細やかな提案を練って参加したいですね。
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株式会社カラーズ 代表取締役社長 経沢 香保子 氏からのコメント
15年前と今とでは、ベンチャーに対する大企業の姿勢は様変わり!
「自社の成長になくてはならない存在」とまで捉えていると感じます。
1時間1000円からの安心安全なベビーシッターマッチングサービス「キッズライン」を運営しています。第3回ILSで4社にお会いしたところですが、皆さんに興味を持っていただき、「自社の福利厚生として利用したい」「派遣会社として派遣先の一つに活用したい」「出資したい」などと言っていただけました。これまでずっとサービスを磨き込むことに頑張ってきて、これから外に向かって出ていこうとしている時にこういった反響が得られて、参加してとてもよかったと感じています。
実は、もう少し実績をつくってから参加すべきかな、とも思っていたのですが、そんな懸念は全く不要でした。予想以上に大企業のベンチャーに対する積極的な姿勢を感じましたね。私は15年前にトレンダーズを創業して以来、2度目の創業になります。15年前はベンチャーというだけで怪しまれましたが、今はベンチャーというだけで「何を出してくるの?」と期待の目で見られます。15年前は女性というだけで軽く見られましたが、今は女性というだけでより注目してもらえます。大企業にとって、ベンチャーは自社の成長になくてはならない存在とまで捉えてもらえるようになりました。本当に様変わりです。ILSはそうしたことがよく実感できるとともに、チャンスに出合える場。来年もぜひ参加させていただきたいと思っています。
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株式会社Z-Works 代表取締役社長 小川 誠氏からのコメント
いまは、IoTという産業革命前夜。“あらゆるモノに魔法をかける”ような
ワクワク感を共有できるパートナー企業と出合うために参加しました!
スマートホームや介護支援向けのIoTプラットフォームを提供しています。いま、IoTという、すべてのモノがネットに繋がる産業革命が起ころうとしています。この、“あらゆるモノに魔法をかける”ようなワクワク感を共有できるパートナー企業や、スピード感のある開発をしていくための資金提供者と出会うために、第3回ILSに参加しました。事前に参加する大手企業のビジネスを調べ、響かせられるような提案を考えて臨みました。そのおかげでぴったりな提案をすることができ、2社と次にお会いするアポイントを取ることができました。こうしたことは、自分一人では到底できなかったと思います。そのパスをつくってくれるILSは非常に意義のある場だと思います。
企業をめぐる環境がすっかりグローバル化し、中国など新興国の成長で相対的に日本企業の優位性は薄らいできていると思います。そうした中、日本の大手企業にはぜひもっと世界にチャレンジする存在であってほしいと思います。当社は先ごろシニアビジネスコンテストで優勝し、日本代表として世界大会に出場することになりました。当社もグローバル展開を狙っていきます!
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株式会社16Lab 代表取締役社長 木島 晃 氏からのコメント
第3回ILSでお会いした十数社のほぼすべてと、次にお会いする約束を取り付けることができました!
当社は、指輪型のウェアラブルコンピューティングデバイス「OZON」の新モデルを開発しました。モーションジェスチャのレスポンス性が非常に速いのが特徴です。第3回ILSには、昨年も旧モデルを引っ提げて参加しましたが、昨年に引き続きお会いできた方から「こんなに小さくなったの!」と驚かれました。 “Made in Japan”にこだわる当社は、基幹部品から国内メーカーに協力してもらってつくり込んでいますが、日本企業の技術力の凄まじさに私自身、あらためて驚いているところです。アメリカの投資家とも会っていますが、「Great!」と(笑)。日本に開発拠点があるアドバンテージは半端なく高いですね。そのおかげで画期的な新製品ができ、第3回ILSではお会いした十数社のほぼすべてと次にお会いする約束を取り付けることができました。
そのように海外の企業ともやり取りしているのですが、外国企業の意思決定のスピードは本当に速いですね。それに対し、日本企業は“社内調整”とやらで非常に時間がかかります。そのせいで、せっかく高度な技術力がありながら、チャンスを逃してしまうことがとても多いと感じています。改善いただけるといいと思います。
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株式会社セキュア 代表取締役 谷口 辰成 氏からのコメント
メーカー系を中心とする大手企業10社との商談。各大手企業が求めることが明確になり、共同研究など意識していたテーマで次回につなげることができた。
今日はメーカー系を中心とする大手企業10社との商談でした。スタート当初は、15分で商談をこなすペースに慣れない部分もありましたが、すべてを終えてみて、次につながる有益な商談が多かく手応えを感じています。共同研究や販売パートナーといった話題で数社と、次回の打ち合わせをお約束させていただきました。
当社は画像解析技術での参加です。今回の商談で印象深かったことは、求められているテーマがはっきりと分かれたことですね。まったく新しいビジネスをという商談と、技術的な課題を改善したいという商談、この2パターンでした。ただ、このように分かれた中でも共通していたのは、新しい発想を、ということです。画像解析に精通した大手企業が中心だったので、新しいテクノロジーの使い方や、どうサービスにテクノロジーを落とし込んでいくのか? などについて、求めてられていると感じました。こういったニーズの共通性や、また、具体的な課題にも触れることができたのを見ても、とても得るものの大きい商談でした。また、大企業とベンチャーがこれほどの数、一堂に介するイベントは熱があり、貴重です。
今日を振り返ると、私たちの事前リクエストに対して、大手企業はどんな観点で承諾していただいたのか、それを前もって知ることができれば、よりダイレクトな提案をできたかと思いますね。画像解析、特に認識技術は自動車産業以外の分野でもこれから波及していく技術。次回は、小売・サービス業をはじめとする様々な分野の大企業へもぜひご提案させていただきたいと考えています。
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テレパシージャパン株式会社 代表取締役 鈴木 健一 氏からのコメント
ウェアラブルの可能性を広げる、幅広い商談ができた。ILSはウェルカムな雰囲気がありつつ、ほど良い緊張感がある場。しいて言えば、商談時間がもっとほしい。
当社はシリコンバレーで投資を受け、設立したウェアラブルデバイスメーカです。まだ設立して2年と日の浅いベンチャーですが、今日は13社の大企業と商談させていただくことになっており、たいへん光栄に感じています。先ほど11社目が終了し、それぞれ業界は異なりますが、皆さま、当社のウェアラブルデバイスに大きな関心を寄せてくださっています。ウェアラブル再事業のための採用検討や自社システムとのコラボレーション検討、さらに大体的な販売など、様々なお声をいただきました。
また、サービスだけではなく、多かったのがリモート研修や管理など、社内の仕事の質を高めたいといったお話。これは当社のテーマでもあり、うれしく感じました。現時点で、設備系、電子機器分野などの5社ほどから、事業提携・投資などを含めた打ち合わせのお話をいただいています。
イベントの感想のひとつとしては、もう少しじっくりと商談したかったという気持ちもあります。徹底してご提案・ご説明したい私のこだわりもあり、席を立つのが名残惜しく感じました。
もうひとつは、ウェルカムな雰囲気でイベントが開催されていて、とても良いと感じたこと。このような空気感は、アメリカのベンチャーイベントにはありませんでした。しかも、それでいて、気が緩んでいるわけではなく、いい緊張感がある。ILSはまさに、ベンチャーが事業をアピールするのに最適な場所だと思います。
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フィーチャ株式会社 代表取締役 脇 健一郎 氏からのコメント
大手企業16社と、一気に商談。これほどの規模と整った環境があり、数々の大企業とのマッチングイベントは類を見ない。新しいビジネスチャンスの気づきも得られる、非常に魅力的な場。
今日は大手企業16社とのアポイントがあり、11社との商談を終えました。このインタビューの後にも商談があるので、すべてが終了したわけではありませんが、今回も非常に有益なイベントだと感じています。
その理由はふたつ。まずは、当社が特にコンタクトを希望していた大手企業と次回の打ち合わせができたこと。もうひとつは、別商談で想定していなかった分野へ、当社の画像センシング技術を活用できないかと打診を受けたこと。こちらも次回につながるお話もいただき、かつ当社にとっても新しいビジネスチャンスの気づきとなりました。
このように現場を持つ大企業の生のニーズを感じられることが、このイベントの良さですね。画像センシング技術がどのような分野に確たる訴求力があるのか? これまでも様々な想定をしてきたことですが、やはりイメージと実際の声ではその明確度が違う。私たちのようなソフトウェア会社にとって、とても良いチャンスの場だと思います。
そして、これほどの規模と整った環境があり、コストもかからず様々な大企業と商談できるイベントは、他に類がありません。次回の参加ももちろん考えています。商談はもとより、各分野の製品や技術が一同に並ぶ展示ブースで、如何に当社のターゲットとなるエンジニアへアピールするかなど、より工夫して臨みたいですね。
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Raptuta Robotic株式会社 代表取締役COO クリシナムリティ アルドチェルワン 氏からのコメント
第2回ILSの商談からは共同研究がスタート。今回も大企業がどのようなリソースを持ち、何に対しソリューションを求めているかを具体的に知ることができた。とても有意義なイベント。
今日1日のアポイントは大手企業9社。出版や電子機器など、業界は多彩です。先ほど4社目の商談が終了しました。各大企業がどのようなリソースを持ち、現場の課題に対して、どうソリューションを必要としているのか具体的に聞くことができて、私たちとしてもビジネスチャンスが多い商談となっています。また、当社のクラウドロボティクス技術の感触も良く、道路メインテナンスをはじめ、様々な分野で、次回につなげられる手応えを感じました。
このイベントは、毎回、熱気があり可能性に満ちていますね。先日、大企業との共同研究のスタートが決まったのですが、そのきっかけも前回の商談からです。如何にベンチャーのテクノロジーとスピード感を求められているかを肌で感じることができ、そこに対して存分に提案できる、とても有意義なイベントだと思います。
1商談15分のタイムリミットについては、それほど課題にしていません。かえって話題が緩むことなくスムーズに進められるので、私には丁度良い時間です。
当社のクラウドロボティクス技術は、今後ますます進化し、あらゆる産業分野に貢献していく技術。次回は、航空や鉄道業界、農業分野などの大手企業とも商談させていただきたいと考えています。
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