近年、医療や健康分野においてテクノロジーの力を活用する「ヘルステック(HealthTech)」が大きな注目を集めています。AIやIoT、ウェアラブルデバイス、スマホアプリなどの進化により、健康管理や病気の予防・診断・治療を支える仕組みが急速に広がりつつあります。また、高齢化や医療従事者の人手不足、医療費の増大といった社会課題の解決策としても期待されており、国内市場は今後さらに拡大することが見込まれています。
そこで今回は、ヘルステックの基本的な定義から、注目される背景、市場の成長性、活用されている主要な分野、さらには革新的なサービスを提供する注目企業まで、幅広くかつわかりやすく解説しています。ヘルステックに関心のある方や、医療・健康関連ビジネスに携わる方にとって、今後の方向性をつかむ手がかりになる内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。
ヘルスケアDXの成功には専門技術を持つヘルステック企業との協業が鍵!
本メディアではアジア最大級のオープンイノベーションマッチングイベント「ILS(イノベーションリーダーズサミット)レポート」を無料配布しています。大手企業とスタートアップが3,000件以上の商談を重ね、協業案件率は30%超のイベントです。
ヘルステック分野での具体的なパートナー探索方法や革新的な医療技術を持つスタートアップとの連携ポイントを豊富に扱っているので、ぜひ貴社のヘルスケアDX推進にぜひご活用ください。
ヘルステックとは?
医療や健康管理の分野で、テクノロジーを活用した「ヘルステック」が注目を集めています。ここでは、ヘルステックの定義や市場規模、注目される背景についてわかりやすく解説します。
ヘルステックの定義
近年、「ヘルステック(HealthTech)」という言葉を耳にする機会が増えてきました。
これは、「健康(Health)」と「技術(Technology)」を組み合わせた造語で、医療や健康分野の課題をテクノロジーの力で解決していこうという取り組みを指します。
たとえば、AIやIoT、スマホアプリ、ウェアラブルデバイスなどを活用し、病気の予防・治療から日々の健康管理、介護支援まで、幅広いシーンで導入が進んでいます。
医療の効率化だけでなく、個人の健康管理手段としても注目されています。ヘルステックの具体的な活用状況について、以下でくわしく解説します。
ヘルステックの市場規模と今後の成長性
2025年時点で約6,918億円とされる国内市場は、2030年には1兆4,282億円に達すると見込まれており、わずか5年で約2倍に拡大するという予測も出ています。
背景には、医療SaaSの広がりや、個人・医療機関向けの健康管理サービスのニーズ拡大があり、高齢化や医療費の増加といった社会課題への対策としても注目されています。
さらに、AIやIoTといった先端技術の進化も後押しとなり、今後は医療業界だけでなく、フィットネス、介護、保険業界など、さまざまな業種での活用が広がると考えられます。
その結果、医療機関の負担は大きくなり、国全体の医療費も年間45兆円を超える規模に膨らんでいます。こうした背景から、医療の現場では効率化や負担軽減が急務となっており、「ヘルステック」の導入がますます注目されています。
AIやIoTといった最新技術を取り入れることで、より質の高い医療をスムーズに提供できる体制が整いつつあります。今後は、患者さん一人ひとりに合った医療の実現にもヘルステックが大きな役割を果たしていくでしょう。
医師・医療従事者の人手不足
高齢化が進む中、医師や看護師といった医療従事者の人手不足が深刻化しています。
とくに高齢者患者が増える一方で働き手の数は減少しており、現場では人材確保がますます困難になっています。
厚生労働省によると、2040年には医療・福祉分野で約96万人の人手が不足するといわれています。
そのため、限られた人数でも質の高い医療を提供するには、AIやIoTなどの技術を活用し、診療支援システムや遠隔医療を取り入れていく必要があるでしょう。
医療格差と地方の医療アクセス問題
都市部と地方では、医療を受けられる環境に大きな差があります。とくに人口の少ない地域では、病院や専門医の数が限られており、通院するだけでも時間や費用がかかってしまうケースが少なくありません。
実際、人口10万人あたりの医師数には都道府県ごとに大きな差があり、医療を受けるチャンス自体に格差があるのが現状です。
そこで注目されているのが「ヘルステック」の活用です。遠隔医療やオンライン診療といったテクノロジーの力を使えば、離れた地域にいても質の高い医療を受けやすくなります。
住んでいる場所に関係なく、誰もが必要な医療サービスを受けられる社会を目指すうえで、ヘルステックは心強い味方といえるでしょう。
健康寿命の延伸とQOL向上への期待
日本では、日常生活に制限なく過ごせる「健康寿命」をいかに延ばすかが、大きな社会課題となっています。平均寿命との差を縮めることは、高齢化が進むいま、誰にとっても重要なテーマといえるでしょう。
こうした背景から注目されているのが、ヘルステックの活用です。たと 例えば、ウェアラブルデバイスで毎日の歩数や睡眠の質を可視化したり、健康管理アプリで生活習慣の改善をサポートしたりと、予防ケアの実践を後押しする仕組みが広がっています。
さらに、介護予防や自立支援を目的としたテクノロジーも進化しており、高齢者が住み慣れた地域で元気に暮らし続けられる環境づくりが進んでいます。
コロナ禍による健康意識の変化
新型コロナウイルスの流行をきっかけに、私たちの健康に対する意識や行動が大きく変化しました。
これまで「体調が悪ければすぐ病院へ行く」といった行動が一般的でしたが、外出制限や医療機関のひっ迫を経験したことで、まずは自宅でセルフチェックやセルフケアをおこなうという考え方が広まりました。
また、自律神経のバランスや睡眠の質をスマートフォンのアプリで記録・管理するなど、日々の体調を自分で把握する動きも広がっています。
こうした変化も、テクノロジーを活用した「ヘルステック」の普及を後押しする要因のひとつであり、今後も健康寿命の延伸やQOL(生活の質)の向上に貢献する手段として、ますます期待が高まっています。
ICT・AIなどデジタル技術の急速な進化
医療や健康の分野でも影響は大きく、テクノロジーの力を活用した「ヘルステック」の導入が進んでいます。
たとえば、スマートフォンやウェアラブルデバイスを使えば、日々の歩数や心拍数、睡眠の質などを手軽に記録・確認できます。さらに、AIによる画像診断やバイタルデータの解析も実用化が進み、病気の早期発見や予防に活用されています。
こうした技術の進化は、医療現場の負担を軽減しつつ、一人ひとりに合ったケアを提供する手助けとなっています。ヘルステック市場の今後の拡大予測には、これらのテクノロジーの成長が大きく影響しています。
ヘルステックの主要な分野
ヘルステックと一口にいっても、その活用分野は多岐にわたります。ここでは、現在注目されている主要な分野について詳しく紹介します。
遠隔医療・オンライン診療

遠隔医療やオンライン診療は、ヘルステックを代表する取り組みの1つです。スマートフォンやパソコンを使って、医師の診察をリアルタイムで受けられる仕組みは、都市部と地方の医療格差を埋める手段として注目を集めています。
新型コロナウイルスの流行をきっかけに利用が一気に広がり、厚生労働省もその活用を後押ししています。最近では、予約から診療、決済、処方までをすべてオンラインで完結できるシステムも登場しており、通院が難しい人や忙しいビジネスパーソンにとって便利なサービスです。
今後は、高齢者や在宅患者への活用もさらに進むと見られており、「家にいながら医療を受けられる」ことが身近なものになっていくでしょう。。
AIを活用した画像診断・解析
AIによる画像診断も、現在注目が高まっているヘルステック分野の技術の1つです。内視鏡やCT、MRIなどで撮影された画像をAIが自動で解析することで、病変の有無を迅速かつ高い精度で見分けられるようになってきました。
とくに、大腸内視鏡や胸部X線、眼底検査などでの活用が進んでおり、医師の負担を減らしながら診断の質を安定させる手助けとして期待されています。AIが補助的に判断をサポートすることで、見落としや判断のばらつきを防ぐ効果もあります。
さらに、問診システムと組み合わせて使えば、診療全体の流れをスムーズにすることも可能です。今後はクラウド型サービスの普及や、新たな疾患分野への応用が進むことで、AIによる診断支援はますます身近な存在になっていくでしょう。
医療情報のデジタル管理
電子カルテや医療データベースを活用することで、患者の診療履歴や検査結果などの情報を迅速に共有できる仕組みも整いつつあります。このような仕組みは、診療の効率化だけでなく、医療ミスの防止にもつながるため、多くの医療機関で導入が進められています。
さらに、クラウド技術の発展により、病院ごとに分散していたデータを一元管理できるようになり、異なる診療科や複数の医療機関をまたぐ連携もスムーズになりました。医療の現場では、こうした「つながる医療情報」が診療の質を向上させるカギとなっています。
加えて、蓄積されたビッグデータをAIなどで分析することで、疾病の予測や治療精度の向上といった活用も進んでおり、医療そのものの在り方を変える可能性も広がっています。
今後は、セキュリティ対策をより強化しながら、こうした医療情報の利活用をいかに安全かつ効果的におこなうかが、大きなテーマになっていくでしょう。
IoMTによるリアルタイムモニタリング
医療の現場では、「IoMT(Internet of Medical Things)」と呼ばれる技術が注目されています。これは、医療機器やセンサーをインターネットにつなげて、患者の健康状態をリアルタイムで見守る仕組みです。
たと 例えば、心拍数や血圧、血糖値などのデータを自動で測定・送信することで、医師や看護師は離れた場所からでも患者の状態をすぐに把握できます。これにより、異常の早期発見や迅速な対応が可能になり、医療の質や安全性の向上にもつながります。
さらに、蓄積されたデータはクラウド上で共有・分析され、病気の予測や予防医療にも役立てられています。今後は、在宅医療や高齢者ケアの分野でも、こうした仕組みがますます広がっていくと期待されています。
ウェアラブルデバイスと予防医療
スマートウォッチや活動量計などのウェアラブルデバイスは、日々の体調管理をサポートするツールです。心拍数・血圧・睡眠の質・歩数などのデータを自動で記録し、グラフで可視化するため、自分の体調変化に気づきやすくなります。
こうした変化にいち早く気づくことは、生活習慣の見直しや早期受診のきっかけになります。また、記録されたデータはクラウドに保存され、健康管理アプリや医療機関との情報共有にも活用できます。その結果、自分の体調変化を客観的に把握しやすくなります。
とくに、高齢者や生活習慣病が気になる方にとっては、セルフケアを習慣づけるきっかけにもなります。毎日の健康チェックを習慣化したい方には有効なアイテムです。
介護・高齢者支援テクノロジー
ヘルステックの進展により、介護や高齢者支援の現場でもさまざまなテクノロジーが活用されるようになってきました。
代表的なのが介護支援ロボットです。移乗や排泄を補助する「介護支援型」、リハビリや歩行をサポートする「自立支援型」、見守りや会話機能を持つ「コミュニケーション型」などがあり、介助者と高齢者の双方を支える存在として注目されています。
さらに、センサーやIoT機器を活用した見守りシステムの普及により、離れて暮らす家族や介護士が、高齢者の生活状況をリアルタイムで把握できる環境も整いつつあります。
こうしたテクノロジーの導入は、介護現場の負担を軽減するだけでなく、高齢者が住み慣れた場所で安心して暮らし続けるための支えにもなっています。QOL向上という観点からも、今後ますます重要な役割を担っていくでしょう。
メンタルヘルスケアのデジタル化
ストレスや不安、不眠といった心の不調は、現在では誰にとっても身近な悩みとなりつつあります。こうした背景の中、メンタルヘルスの分野でもテクノロジーの活用が進んでいます。
最近では、スマホアプリやAIを使ったセルフケアツール、オンラインカウンセリングなどが登場し、誰でも気軽に心のケアに取り組めるようになってきました。
今後は、治療効果が科学的に認められた「デジタルセラピューティクス(DTx)」の広がりによって、より専門的で効果的なメンタルケアが、身近な存在になることが期待されています。
フェムテックなどの特化型ヘルステック分野
フェムテック(FemTech)は、女性特有の健康課題をテクノロジーでサポートする新しい分野です。生理管理アプリや妊活サポート、不妊治療、更年期ケアなど、女性のライフステージに合わせたサービスが幅広く展開されています。
たとえば、スマートデバイスでホルモンの変化をチェックしたり、企業が福利厚生として不妊治療支援を取り入れたりと、日常の中で無理なく健康を管理できる仕組みも整いつつあります。
こうしたフェムテックの進化によって、女性が自分の体調をより深く理解し、前向きにセルフケアに取り組める環境が広がっています。今後は、ジェンダーや多様性への配慮も含めた、より包括的なヘルステックとしての発展が期待されています。
注目のヘルステック企業15選
ヘルステック市場の拡大とともに、革新的なサービスを展開する企業が次々と登場しています。ここからは、医療・介護・予防ヘルスケア・メンタルケアなど、さまざまな分野でテクノロジーを活用し、社会課題の解決に挑む注目の企業を15社ご紹介します。
株式会社メドレー
株式会社メドレーは、「納得できる医療」の実現を目指して、テクノロジーを活用したヘルステック事業を展開している企業です。代表的なサービスには、医療人材の採用支援を行う「ジョブメドレー」や、オンライン診療を可能にする「CLINICS」などがあり、医療現場のさまざまな課題解決に取り組んでいます。
また、看護職向けに専門的な研修動画を提供する「ジョブメドレーアカデミー」や、離島地域での医療アクセス向上を目指した医療MaaSの実証事業など、社会課題に即した取り組みも積極的に進めています。
人材不足や地域間の医療格差といった構造的課題にも、デジタルの力で正面から取り組む姿勢が、多くの支持を集めています。
参考:株式会社メドレー
エムスリー株式会社
エムスリー株式会社は、「健康で楽しく長生きする人を一人でも増やし、不必要な医療コストを一円でも減らすこと」を理念に掲げ、ヘルステック領域で多彩なサービスを展開しています。
医療従事者向けポータルサイト「m3.com」をはじめ、オンライン診療、治験支援、医師や薬剤師の転職支援など、医療現場のニーズに応じたソリューションを提供。さらに、国内外に広がるネットワークと独自の医療データ基盤を活用し、医療の効率化や質の向上に取り組んでいます。
テクノロジーと医療の融合により、現場の課題を解決しつつ、持続可能な医療体制の実現を目指す企業として注目されています。
参考:エムスリー株式会社
メドピア株式会社
メドピア株式会社は、「Supporting Doctors, Helping Patients.」を掲げ、医師と患者の両方を支えるヘルステックサービスを展開しています。主力の「MedPeer」は、18万人以上の医師が参加する専門コミュニティ。薬の評価や症例の共有を通じて、医師同士の知見を活かす仕組みです。
このほか、がん専門医向けの論文アプリ「ClinPeer」や、医師の転職を支援する「MedPeer Career」、薬剤師向けアプリ「ヤクチエ」など、医療専門職向けのサービスも充実。
さらに、医療機関には「kakari」や「やくばと」などのデジタルツールを提供し、地域医療の効率化にも取り組んでいます。
参考:メドピア株式会社
株式会社エス・エム・エス
株式会社エス・エム・エスは、医療や介護の現場が抱える課題に、テクノロジーの力で取り組んでいるヘルステック企業です。人材紹介やキャリア支援のほか、介護事業者向けの業務支援システム、生活習慣病やメンタルヘルスをサポートするサービスなど、多方面で展開しているのが特徴です。
また、海外にも積極的に進出しており、アジア太平洋地域を中心に医療格差の解消にも取り組んでいます。ICTやプラットフォームを活用し、医療・福祉の質を高めることで、誰もがよりよい暮らしを送れる社会を目指している注目の企業です。
参考:株式会社エス・エム・エス
株式会社メンタルヘルステクノロジーズ
株式会社メンタルヘルステクノロジーズは、心の健康を支える「ウェルビーイング」の実現を目指して、メンタルヘルス領域に特化したヘルステックサービスを展開している企業です。主力の「ELPISシリーズ」では、クラウド型のメンタルヘルス支援を提供しており、ストレスチェックや産業医クラウドなどを通じて、企業のメンタルヘルス対策を幅広くサポートしています。
また、産業保健や人材サービスを手がけるグループ会社と連携し、企業ごとに最適な支援体制を構築できるのも強み。働く人々の心の健康を守るため、今後もテクノロジーを活かした支援の社会実装が期待される注目企業です。
Ubie株式会社
Ubie株式会社は、「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」を掲げるヘルステック企業です。症状から関連する疾患や受診先を導く「ユビー症状検索エンジン」や、医療機関向けの「ユビーAI問診」「ユビーメディカルナビ」など、医療の入口をサポートするサービスを展開。さらに製薬企業向けには、医療データとAIを活用したマーケティング支援もおこなっています。
患者・医療機関・製薬業界をつなぐ、医療プラットフォームとして注目されています。
参考:Ubie株式会社
ファストドクター株式会社
ファストドクター株式会社は、「生活者の不安と、医療者の負担をなくす」をミッションに掲げるヘルステック企業です。夜間や休日など、病院を受診しにくい時間帯でも、救急往診やオンライン診療、在宅医療支援を通じて、迅速な医療提供を実現しています。
オンライン診療は全国対応で、内科・小児科をはじめ、皮膚科や婦人科、心療内科といった幅広い診療科に対応。医療機関や自治体、企業と連携しながら、地域医療体制の強化や健康経営のサポートにも力を入れています。
テクノロジーを活かした医療プラットフォームの構築を進めながら、誰もが必要なときに必要な医療を受けられる社会の実現を目指している注目企業です。
参考:ファストドクター株式会社
株式会社MICIN
株式会社MICINは、「すべての人が納得して生き、最期を迎えられる世界」を目指し、医療とテクノロジーを融合したサービスを展開しているヘルステック企業です。
代表的な取り組みには、オンライン診療サービス「クロン」や、治験支援のデジタルソリューション「MiROHA」、デジタルセラピューティクス「MedBridge」などがあり、いずれも医療現場の効率化や患者体験の向上につながるものばかりです。
そのほかにも、少額短期保険を通じて医療保障の選択肢を広げるなど、幅広い領域での支援をおこなっています。誰もが納得して医療を受けられる未来に向け、着実に前進している企業といえるでしょう。
参考:株式会社MICIN
株式会社iCARE
株式会社iCAREは、「働くひとの健康を世界中に創る」を掲げ、企業向けのヘルステックサービスを展開しています。主力のクラウドサービス「Carely(ケアリィ)」では、健康管理システムや産業医の紹介、健診業務の効率化、産業保健のコンサルティングなどを一括で提供。人事・総務部門や産業保健スタッフの負担軽減に役立つツールとして、多くの企業で導入されています。
10年以上にわたり、働く人の健康課題と向き合ってきた実績があり、テクノロジーと専門知識を掛け合わせた“カンパニーケア”の新しい形を提案している注目企業です。
参考:株式会社iCARE
ヘルスケアテクノロジーズ株式会社
ヘルスケアテクノロジーズ株式会社は、「誰もが意識せず健康になれる社会の実現」をビジョンに掲げるヘルステック企業です。主力サービスの健康アプリ「HELPO」では、医師や看護師への相談やオンライン診療が24時間365日いつでも利用可能。企業の健康経営支援や自治体の住民サービスとしても活用が広がっています。
そのほかにも、健康管理支援システム「Well-Gate」や、母子手帳をデジタル化した「てくてく」など、生活者から法人・自治体まで幅広いニーズに対応。医療費の抑制やQOLの向上を目指したサービス展開で、今後の活躍にも注目が集まっています。
株式会社リーバー
株式会社リーバーは、24時間365日スマートフォンから医師に相談できるアプリ「LEBER(リーバー)」を提供するヘルステック企業です。チャットボットによる問診機能やオンラインでの医師相談を備え、多様な医療ニーズに対応しています。企業や学校向けには、体温や体調データの自動集計・健康観察機能なども展開しています。
日本最大級の医師ネットワークを活かし、迅速で信頼性の高い医療助言を実現しています。医療アクセスの地域格差解消や、セルフケアの促進に貢献する存在として注目されています。
参考:株式会社リーバー
株式会社エクサウィザーズ
株式会社エクサウィザーズは、AIを活用して社会課題の解決に取り組むヘルステック企業です。主力のAIプラットフォーム「exaBase」では、生成AIやRPA、面談要約、ロールプレイなど、企業や自治体の業務を効率化する多彩なSaaSを提供しています。
さらに、介護分野では「CareWiz」シリーズを展開しており、歩行を分析するアプリ「LocoStep」など、高齢社会に対応した支援サービスも充実しています。製薬・医療・介護といった幅広い領域でAI導入を進めており、健康寿命の延伸やQOL向上を目指した取り組みで注目を集めています。
参考:株式会社エクサウィザーズ
株式会社Rehab for JAPAN
株式会社Rehab for JAPANは、「歳を重ねることが楽しみになる社会」を目指し、介護にテクノロジーを取り入れたヘルステック企業です。
主力サービスの「Rehab Cloud」は、科学的介護ソフトを活用して、現場の業務負担を軽減しながら、利用者の生活機能の向上をサポートしています。さらに、オンラインリハビリの「Rehab Studio」や、データ分析基盤の「Rehab Insight」なども展開し、自立支援や重度化の予防に役立てています。
超高齢社会に対応した新しい介護のかたちを提案し、これからの持続可能な福祉社会を支える企業として注目されています。
株式会社メディカルノート
株式会社メディカルノートは、「すべての人が“医療”に迷わない社会の実現」を目指して活動しているヘルステック企業です。
4,000名を超える医師と連携し、病気や症状に関する正確な医療情報をわかりやすく発信。Yahoo!やGoogleと検索連携している自社の医療情報サイトは、毎月およそ1,500万人に利用されています。
また、医療機関や製薬企業、保険会社などに向けて、疾患啓発や集患支援などのソリューションも提供しています。医師と患者をつなぐ情報のハブとして、医療に関する不安や課題の解消をサポートしています。
参考:株式会社メディカルノート
株式会社FiNC Technologies
株式会社FiNC Technologiesは、「予防ヘルスケア×AI」をテーマに、個人の健康管理をサポートするヘルステック企業です。
主力アプリの「FiNC」では、歩数・食事・睡眠・体重などをまとめて記録でき、楽しみながら健康習慣を身につけられる仕組みが特徴です。ゲーミフィケーションの導入や体組成計との連携など、継続しやすさを工夫した機能が充実しています。
さらに、法人向けには健康経営を支援する「FiNC for BUSINESS」、開発支援用の「FiNC OEM KIT」なども提供しています。すべてのサービスを内製で開発しており、UX設計の高さにも定評があります。
ヘルステックの可能性を理解し、未来の医療に備えよう
ヘルステックは、医療・介護・健康管理の分野で社会課題の解決を目指す技術領域です。AIやIoT、オンライン診療、ウェアラブルデバイスなど、さまざまな分野で導入が進み、少子高齢化や医療格差、人材不足といった課題への対策としても期待が高まっています。今後の成長が予測される中で、ヘルステック市場は多様な業界と連携しながら拡大していくでしょう。
こうした未来に向け、いち早く市場の潮流を把握し、パートナーとの連携を深めることが重要です。ILSでは、大手企業とスタートアップのマッチングを支援するレポートや説明会を通じて、貴社の新規事業創出や協業推進を強力にサポートしています。ヘルステックの可能性を理解し、未来の医療に備えて一歩踏み出しましょう。
ヘルスケアDXの成功には専門技術を持つヘルステック企業との協業が鍵!
本メディアではアジア最大級のオープンイノベーションマッチングイベント「ILS(イノベーションリーダーズサミット)レポート」を無料配布しています。大手企業とスタートアップが3,000件以上の商談を重ね、協業案件率30%超えのイベントです。
ヘルステック分野での具体的なパートナー探索方法や革新的な医療技術を持つスタートアップとの連携ポイントを豊富に扱っているので、ぜひ貴社のヘルスケアDX推進にご活用ください。

