ILSチャレンジ with 東急アクセラレートプログラム
- RAILWAYS VERSION -
ILSチャレンジ with 東急アクセラレートプログラム ~RAILWAYS VERSION~選出企業(5社選出予定)は、東急株式会社(以下、東急)とのコラボレーションに向けての商談機会及び、10月28日にILS会場内に設置される東急ブースにおいて、貴社の解決策や製品を披露する展示スペース及び東急主催のピッチコンテストに出場でき、あなたの解決策を多くの来場者に披露できます。また、その後に行われるネットワーキングセッションにおいて、多くのベンチャーキャピタリストや投資家、東急の取引先などと交流が可能です。
東急グループは、沿線人口542万人の東急線エリアを中心に、鉄道、不動産、ホテル、百貨店などを展開する複合企業体である。2015年度より開始した東急アクセラレートプログラム(TAP)では、東急グループの事業者が持つさまざまなアセットとリアルな顧客接点などを活用したスタートアップとの事業共創を実施した。これまでに25件の実証実験・テストマーケティング、6件の資本業務提携を実行している。
今回のテーマである鉄道事業は、一日約300万人が利用している。米国スタートアップとのAIを活用した鉄道電気設備の保守管理についての実証実験などによる安全対策のさらなる推進や、MaaS実証実験や有料座席サービスなどによる利便性・快適性向上、さらなる鉄道ネットワーク整備などに取組んでいる。
車両、線路、駅舎を含む構造物、電気設備などの鉄道設備や、利用者の行動などをリアルタイムで情報を収集し、AI等の技術を駆使して監視・分析。
車両、線路、駅舎を含む構造物、電気設備などの鉄道設備や、利用者の行動などをリアルタイムで情報を収集し、AI等の技術を駆使して監視・分析。
当社は、今年3月に発表した中期3か年経営計画「Make the Sustainable Growth」の重点施策に、「『安全』『安心』『快適』のたゆまぬ追求」を掲げており、事業環境の変化に対応する鉄道事業の強靭化を目指している。これらを追求するためには、鉄道運行にかかわる各種装置の維持、また鉄道や駅を利用するお客さまの利便性向上が不可欠である。
しかしながら、今後労働人口が減少するといわれている中で人の手だけでは各種装置の保守・点検、鉄道や駅利用者の安全、安心、快適性の維持が困難となることが予想されるため、リアルタイムでの情報収集及び、AI等を活用した監視、分析による省力化、利便性の向上を行っていきたいと考えている。
鉄道車両や各種装置の状態監視、鉄道や駅における混雑緩和を目的としたリアルタイム情報を収集するための方法や、収集した情報の監視・分析のAIなどによる自動化。これにより、ピンポイントでの保守・運用ができ、未然に故障を予測し、駅構内への技術展開により、駅係員の巡回が不要になるなどの効果も期待できる。
鉄道の現場に簡単に導入でき、人の業務軽減ができること。
今後も沿線人口が増加する見込みであり、鉄道利用者も増加すると予想されている。そのため、今までよりも更なる遅延・混雑の低減・解消をし、スムーズな運転を行うための取り組みをしたい。
今後も沿線人口が増加する見込みであり、鉄道利用者も増加すると予想されている。そのため、今までよりも更なる遅延・混雑の低減・解消をし、スムーズな運転を行うための取り組みをしたい。
当社の沿線人口は、2035年まで増加する見込みであり、重点施策にある快適さを追求するため、ハード・ソフト両面によるさらなる遅延・混雑の低減・解消が重要となってくる。そのための取り組みとして、輸送力増強や輸送改善、分散乗車を促す取り組みの推進などを行っているが、これらの取り組みの強化に加えて、これ以外にも取り組みを行っていきたいと考えている。
鉄道のさらなる遅延・混雑の低減・解消が見込め、鉄道利用者の分散乗車を促せること。
鉄道の現場に簡単に導入でき、利用者が鉄道を快適に利用できるようになること。
鉄道利用客の防犯や、踏切等での支障物検知など、カメラなどによる情報を解析し、その情報を活用することで、安全性の向上を図りたい。
鉄道利用客の防犯や、踏切等での支障物検知など、カメラなどによる情報を解析し、その情報を活用することで、安全性の向上を図りたい。
鉄道車内や駅利用客の安全性向上のための危険行為等の監視や、踏切や沿線等における運行に影響を与える支障物検知において、カメラなどの情報を活用することができないかと考えている。なお、現状、各駅には複数台のカメラが設置されていることから、既存のカメラの活用も検討していきたいと考えている。
生体認証や行動認証などの技術を駆使し、可能な限り、既存のカメラを活用し、防犯、支障物検知が行えること。
更なる利用者の安全性を向上と安心して鉄道をご利用いただけること。
初めて利用する駅に来た際、駅係員や乗務員に問い合わせることが多いが、訪日外国人への対応含め、スムーズにご案内すること、また異常時においても、早く利用者に情報を提供ことが重要となる。
初めて利用する駅に来た際、駅係員や乗務員に問い合わせることが多いが、訪日外国人への対応含め、スムーズにご案内すること、また異常時においても、早く利用者に情報を提供ことが重要となる。
東京オリンピックも控える中、訪日外国人や県外からの利用者のさらなる増加が見込まれ、乗り継ぎ等の鉄道利用のためのご案内や、駅周辺設備のご案内の問い合わせが増えると見込まれる。また、利用者の快適な利用のためには、鉄道の遅延発生時、振替輸送の実施時等、駅に来なくても正確な情報を早く提供できるようにすることが重要となってくる。このため、利用者に対して、スムーズにご案内、事前のお知らせを行うことができるかを考えたい。
普段利用ではない利用者へのスムーズな案内、普段利用者への早く正確な情報の伝達。
鉄道利用のお客さまに、有益な情報を早く届けられること。お客さまご自身の行動判断に資すること。
車両や線路など、毎日何往復もしている車両で走りながら監視、状態変化をチェックする。
車両や線路など、毎日何往復もしている車両で走りながら監視、状態変化をチェックする。
車両、線路、構造物、電気設備などの鉄道設備は無数あり、それらの状態を定点監視することは膨大な監視装置が必要となるため、毎日走行している車両に各設備の状況をチェックするための装置を搭載して走らせることで鉄道設備のチェックができないかと考えている。設備によっては、専用の車両を走らせて検査(1回/2か月)を行っている。
走行している車両から、いかに車両や線路の状態を監視し、異常を検知するようにするか。
あまり大掛かりな装置を使わずとも、実現することができるかどうか。
鉄道沿線に敷設している各種ケーブル、トンネル区間、人による目視確認が困難なところの検査を、ロボット等の新たな技術を取り入れ、検査の効率化、簡素化を図りたい。
鉄道沿線に敷設している各種ケーブル、トンネル区間、人による目視確認が困難なところの検査を、ロボット等の新たな技術を取り入れ、検査の効率化、簡素化を図りたい。
鉄道の運行に必要な電源や信号を伝送するために線路脇に敷設されている各種ケーブル、トンネル区間における漏水、鉄筋露出、ひび割れ、浮き、剥離の有無確認、施設物の離隔測定などの検査、鉄道の安全・安定運行を確保するために必要な各所の点検、特に目視困難な個所(高所外壁・橋梁・狭隘部など)の点検について、現在人が行っている検査をロボット等の新たな技術を取り入れ、鉄道設備管理業務の効率化と高度化、更なる安全性と生産性の向上を図りたいと考える。
各種ケーブルやトンネル区間、人による目視確認が困難なところの検査が、人による検査の代替となり、誰でも扱えること。
人による管理、検査の手助けになること。
生活する上で必要なすべてを1つのサービスとし、より豊かな生活を提供したい。
生活する上で必要なすべてを1つのサービスとし、より豊かな生活を提供したい。
これまでMaaSの考え方で、移動を一つのサービスとし、効率的で効果的な移動を創出した。当社では、この効率的で効果的なMaaSの考え方を発展させ、生活する上で必要なすべてのサービスを一環で提供したいと考えている。具体的には、生活に必要なスーパー・コンビニ等の購買行為や、スムースな移動、などを一環のサービスとする。さらに駅の付帯設備の利用(トイレ・ロッカーなど)についても、これまで「行ったら満室で困った」といったこともあったが、事前予約を可能にし、一つのサービスとする。移動、購買、生活行動、など、生活に必要なすべてを1つのサービスとし、効率的で効果的な、そしてより豊かな生活を提供したいと考えている。
これまでにない新しいサービス提供
まずは小規模スタートでもよいので、前向きに検討していただけること。
鉄道を利用する際のゲートレス化・キャッシュレス化を図る
鉄道を利用する際のゲートレス化・キャッシュレス化を図る
昨今、空港では顔認証技術の活用によるゲートレス化、またキャッシュレス化が促進され、顧客の利便性向上は勿論のこと、事業者側の現金管理コストも削減されつつある。鉄道業界では交通系ICカードや、モバイル決済など、キャッシュレス化の流れもあるものの、鉄道他社との制約、鉄道をご利用になる“あらゆる”お客さまへの理解醸成が課題となり、未だに磁気券も一定の流通量がある現状、キャッシュレス化が思うように伸び悩んでいる現状である。そこで、新しいスムースな鉄道利用環境を創出するとともに、他の鉄道会社にも展開したいと考えている。
あらゆるお客さまに親しみやすいシステムを導入できる企業
鉄道利用者がどのような移動パターンであるのか、どのような移動パターンでありたいのかを分析により明らかにし、サービス向上に生かす。
鉄道利用者がどのような移動パターンであるのか、どのような移動パターンでありたいのかを分析により明らかにし、サービス向上に生かす。
近年の鉄道利用者の移動に対するニーズというのは、ラッシュ時間帯、日中・夜間時間帯問わず、働き方含めたライフスタイルの変化により多様化している。従来の、ラッシュ時間帯に住宅地から都心を移動するというパターンすら、この先も長く続くものではないと予想されている。
そんな多様化したニーズに応えるべく、現状の鉄道利用者の行動パターンを他データとも併せ総合的に分析し、本当に求められている移動パターンに適合できるようなサービスを提供したい。
マーケティング結果を、ダイヤ策定・新規企画乗車券・時間帯別運賃制度の導入など、運行や営業制度に反映する。
利用者目線、検査員目線において、現在の鉄道を今まで以上に安全、安心、快適に利用できるようにしたい。
利用者目線、検査員目線において、現在の鉄道を今まで以上に安全、安心、快適に利用できるようにしたい。
現在の鉄道を利用するうえで、利用者目線で今まで以上に安全、安心、快適に利用できるようにするために、新たな技術を駆使して実現ができないか。また、鉄道を運行するうえにおいても、鉄道従事員目線で今まで以上に安全、安心、快適に検査を行えるように、新たな技術を駆使して実現ができないかと考えている。
鉄道を今まで以上に安全、安心、快適に利用できるようにするための方法や技術。
利用者目線、鉄道従事員目線で安全、安心、快適な利用が実現できそうかどうか。
100社以上のグローバル大企業、500社以上の有望スタートアップ、150社以上のアジアの主要ベンチャーキャピタルや投資家、アクセラレーターなどのリーダーやキーパーソン1万名以上が一堂に会し、様々なコラボレーションやオープンイノベーションマッチング、ネットワーキングが行われるアジア最大規模のオープンイノベーションマッチングイベント「イノベーションリーダーズサミット (ILS)」。
ILS2019では、大手企業各社の掲げる課題に対しその解決策を世界中のスタートアップから募集するコンテスト「ILSチャレンジ」を実施いたします。
コンテストを主催する株式会社ニコン(5社選出予定)及び東急株式会社(5社選出予定)に選出されたスタートアップは、10月28-30日に東京・虎ノ門ヒルズで行われるILS2019において下記の特別な機会を獲得できます。
来場する多くの大企業や投資家にPRができる特別なプログラムです。
虎ノ門ヒルズ 4階・5階
銀座線「虎ノ門駅」1番出口 徒歩約5分
日比谷線「神谷町駅」3番出口 徒歩約6分
千代田線/丸ノ内線/日比谷線「霞ヶ関駅」A12番出口 徒歩約8分
銀座線/浅草線/ゆりかもめ山手線/京浜東北線/東海道線/横須賀線「新橋駅」烏森口 徒歩約11分
ILS 開催概要
第11回 (2023年12月) ・
第10回 (2022年11月) ・
第9回 (2022年2月) ・
第8回 (2021年) ・
第7回 (2019年) ・
第6回 (2018年) ・
第5回 (2017年) ・
第4回 (2016年) ・
第3回 (2015年)・
第2回 (2014年)
新事業創造カンファレンスレポート
第6回 (2018年)・
第5回 (2017年)・
第4回 (2016年) ・
第3回 (2015年) ・
第2回 (2014年) ・
第1回 (2014年)