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イノベーションリーダーズサミットキックオフカンファレンス

ベンチャー企業と大手企業をマッチングし、グローバルイノベーションを生み出す事を目的に経済産業省後援のもと2014年に発足した「イノベーションリーダーズサミット(ILS)」。

昨年10月開催の第6回ILSでは、国内外で活躍するVCやインキュベータ、ベンチャー支援機関で構成される約100名のILSアドバイザリーボード推薦のベンチャー企業約500社が東京・虎ノ門ヒルズに集結。大手企業約100社との間で提携商談会「パワーマッチング」を2,697件実施し1,026件の協業案件を創出。その他100社以上のスタートアップピッチ、200社以上のベンチャーショー、50以上のリーダーズセッション、6つのネットワーキングを開催し、来場者11,003名と我が国のオープンイノベーションの最前線となっています。

本キックオフは、本年10月28日-30日、東京虎ノ門ヒルズにて行う第7回ILSのプレイベントとして行うもので、下記の方を対象としています。

  • ILS参画に興味のある大手企業の方
  • ILS参画に興味のあるベンチャー企業の方
  • ILSアドバイザリーボードメンバー

大手とベンチャーのマッチングトレンド・オープンイノベーションノウハウをつかむ絶好の機会です。ぜひお気軽にお越しください。

プログラム

14:40~15:50
セッション1
CVC最前線:スタートアップシーンにおけるCVCの役割とその可能性

  • 近年イノベーションを志向する大企業がスタートアップへの投資にアクセルを踏み、資金供給量も存在感を増している。
  • CVCとして一層の専門性を高める事業会社が増えているが、先進的なCVCはどのような取り組みを行っているのか。
  • 投資方針からシナジー創出の取り組み、成功と失敗まで、投資先スタートアップとCVCのプラクティスについて語る。

パネリスト

富⾼ 忠房 氏 (ソニー株式会社 シニアベンチャーキャピタリスト)
ソニー⼊社後、パスポートサイズハンディカムの設計、カリフォルニア⼤学バークレーでAI、ニューラルネットの研究、アメリカ研究所設⽴、所⻑、CVC、本社での技術戦略統括部⻑、中国研究所設⽴、所⻑、CVCを経て、ベンチャー投資(1997年より)、知財投資、技術戦略担当。

浅田 慎二 氏 (株式会社セールスフォース・ドットコム 常務執行役員 セールスフォース・ベンチャーズ 日本代表)
2012年より伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社にて、ユーザベース、メルカリ、WHILL等国内外ITベンチャーへの投資および投資先企業へのハンズオン支援に従事。 2015年3月よりセールスフォース・ベンチャーズ 日本代表に就任。ビズリーチ、freee、Sansan等B2Bクラウドベンチャーへ投資。

上野 太郎 氏 (サスメド株式会社 代表取締役)
東北大学医学部卒業後、大学院にて医学博士取得。臨床医として睡眠医療に従事するとともに、日本学術振興会の特別研究員、公益財団法人東京都医学総合研究所の主席研究員として睡眠の基礎研究を実施。2015年7月から現職。

鈴木 悟史 氏 (株式会社スタディスト 代表取締役)
明治大学大学院 建築学研究科卒。株式会社インクスにて、3DCADの機能仕様検討業務や設計システムの開発に従事し、製品開発プロセス改革のプロジェクトリーダーを歴任。その後、同社パートナー職を経て、2010年2月インクスを退社。同年3月に株式会社スタディストを設立し、代表取締役に就任。

16:00~17:10
セッション2
タイトル:「資産運用という観点からみたベンチャー投資」

グローバルの資本市場は、旧来型ビジネスではなく、先端技術、最新のビジネスモデルをもつイノベーティブな急成長企業が支えており、日本でもそのような急成長企業をいかに創出するかが喫緊の課題になっています。世界は、ユニコーンの創出から、IPOそして、その後の急成長を支えるために、多額のリスクマネーを供給できる機関投資家が大きな役割を果たしています。しかし現状ではこういった機関投資家がまだ日本のスタートアップに本格的に投資したとは言えません。それは投資機会が乏しいのではなくスチュワードシップコードに縛られる機関投資家が投資できるほどスタートアップ市場が整備されておらず、今後はより市場が整備される必要があります。

資産運用という観点からみて、今後スタートアップ、あるいはベンチャー産業はどういった可能性があり、またどのように整備、成長していく必要があるのか。機関投資家としての視点を交えながら投資運用のポートフォリオに入るスタートアップを語りたいと思います。

パネリスト

渋澤 健 氏 (コモンズ投信株式会社 取締役会長)
JPモルガンなど米系投資銀行でマーケット業務に携わり、96年米大手ヘッジファンドに入社、97年から東京駐在員事務所の代表を務める。2001年に独立し、シブサワ・アンド・カンパニー株式会社を創業。07年コモンズ株式会社を創業(08年コモンズ投信㈱に改名し、会長に就任)。経済同友会幹事。

松本 真尚 氏 (株式会社WiL General Partner)
1999年にPIMを設立し、CEOとして2000年のYahoo! JAPANとの合併を指揮。
Yahoo!社長室で戦略投資を担うほか、Yahoo! Shopping事業部長、Yahoo!モバイル事業部 初代事業部長、SoftBankモバイル プロダクト コンシューマ統括本部長も兼務。2011年よりCIOとして同社の新規事業創出、他の事業会社との連携やJVを多数仕掛ける。2013年にWiLを創業。

モデレータ

高野 真 氏 (リンクタイズ株式会社 代表取締役会長 兼 Forbes JAPAN編集長 / D4V Founder 兼 CEO)
大和証券、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント、ピムコジャパンリミテッドを経て2014年に株式会社アトミックスメディア(現リンクタイズ株式会社)代表取締役CEO兼Forbes JAPAN編集長に就任。2019年3月より現職。また2016年よりD4V (Design for Ventures, IDEOとの合弁VC)のFounder 兼 CEOを兼務。

17:20~18:10
セッション3
ILS事例研究:「TIS ✕ INDETAIL」、「昭和電工 ✕ シナモン」、
なぜこの事業提携は実現したか。ベンチャーの狙い、大手の取り組み、提携に至った核心を探る

パネリスト

砂山 広行 氏 (TIS株式会社 部長)
2002年にTIS株式会社入社。産業系営業企画部に従事。その後TISグループ全体のシナジー戦略の立案と推進。現在は、エネルギービジネス企画営業部にて、電力/ガス会社向け営業責任者、新電力向けソリューション立上げと営業責任者、新規事業創出の立上げと推進に携わる。

坪井 大輔 氏 (株式会社INDETAIL 代表取締役 CEO)
2009年スマホアプリ開発の ITベンチャー設立。起業後10年の節目に事業 EXITし、ブロックチェーン事業へ集中。北海道科学大学客員教授、上場企業子会社・ベンチャー企業の社外役員兼任、ブロックチェーン団体代表理事。ブロックチェーンの講演多数。

奥野 好成 氏 (昭和電工株式会社 理事 融合製品開発研究所 計算科学・情報センター長)
1988年慶應義塾大学大学院理工学研究科化学専攻修士課程修了。工学博士(京都大学)。大手化学メーカー入社後、独立行政法人、ソフトウェア会社勤務を経て、2011年昭和電工株式会社入社。2019年より現職。専門は理論化学。

平野 未来 氏 (株式会社シナモン 代表取締役 CEO)
シリアル・アントレプレナー。東京大学大学院修了。IPA未踏ソフトウェア創造事業に2度採択された。在学中に株式会社ネイキッドテクノロジーを創業し、2011年に同社を株式会社ミクシィに売却。2012年にシナモンを創業。プライベートでは2児の母。

モデレータ

松谷 卓也 (株式会社プロジェクトニッポン 代表取締役)
大学卒業後、リクルートに入社。2003年に経済産業省から依頼された起業家輩出支援事業「ドリームゲートプロジェクト」の事業責任者として立ち上げ、その後独立。2014年1月、大企業とペンチャーのマッチングにより、日本から世界へ通じるイノベーションを起こす取り組み「ILS」を発足。

18:20~18:45
第7回ILSパワーマッチング及び新企画の紹介(10/28-30開催)
  • パワーマッチングの使い倒し方、マッチングトレンド、参画プラン内容
  • 新企画、スタートアップ発掘・共創プログラム「ILSチャレンジ・パートナー(限定10社)」のご案内
19:00~20:00
ネットワーキング
懇親会(招待者のみ)

会場

虎ノ門ヒルズ 5階 ホールA

〒105-6305 東京都港区虎ノ門1-23-3

アクセス
東京メトロ 銀座線 虎ノ門駅(1番出口) 徒歩約 5分
東京メトロ 日比谷線 神谷町駅(3番出口) 徒歩約 6分
東京メトロ 千代田線・丸の内線・日比谷線
      霞が関駅(A12番出口) 徒歩約 8分
都営地下鉄 三田線 内幸町駅(A3番出口) 徒歩約 11分

定員に達したため、申込を締切りました。

本件お問合せ

TEL:03-3356-9121 担当:柴木