第10回
イノベーションリーダーズサミット
特別後援
特別後援
産業科学資源省は、オーストラリアの科学と産業の強みを生かし、経済成長と将来の強靭性を構築します。国際協力はこの成長の重要な要素であり、オーストラリアはイノベーション協力における長年のパートナーである日本との関係を大切にしています。オーストラリアは、ILSを通じて革新的な企業が新たなネットワークやパートナーシップを構築できるよう支援することで、このコラボレーションを促進しています。産業科学資源省は、新たな協力分野をさらに特定するために、オーストラリアの科学の優先分野を活性化させています。
オーストラリア政府は、量子産業に対するオーストラリアのビジョンを示す「国家量子戦略」を策定しています。オーストラリアは、ソフトウェアとハードウェアの両方において、多くのオーストラリアの研究者と企業が既存および新規の量子技術アプリケーションを支えており、量子分野で明確な優位性を持っています。多くの量子関連企業が4億ドル以上の資金を獲得しています。量子テクノロジーはオーストラリアにとって大きなチャンスであり、現在および将来にわたっての協力関係を築くことができます。
オーストラリア宇宙庁は、エキサイティングで複雑な宇宙技術の分野でオーストラリアを主導しています。宇宙技術は、気象予報、全地球測位、農業モニタリング、自律型車両接続、緊急対応管理など、探査の枠を超えて地球上で重要な役割を担っています。例えば、オーストラリア宇宙庁と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、ゴールデンワトルの種子を国際宇宙ステーションに数ヶ月間送り、栽培し、研究のために持ち帰ることに成功しました。
オーストラリア政府は、2030年までに120万人の技術職を創出することを目標としています。 オーストラリア政府は、150億豪ドルの国家再建ファンドの一部として、基幹技術に10億豪ドルを投資し、オーストラリアの戦略的能力を構築し、雇用創出に必要な経済成長の原動力としようとしています。基幹技術には、以下の7つのカテゴリーが含まれます: 先端材料・製造、人工知能、バイオテクノロジー・遺伝子技術・ワクチン、エネルギー・環境、量子、センシング・タイミング・ナビゲーション、輸送・ロボット・宇宙。これらの基幹技術産業は、他の業界での有力なパートナーとの新しいシナジーやコラボレーションを生み出すことが可能にします。